ソニー銀行のデビットカード (Sony Bank WALLET)
普通に使っても0.5%の還元が受けられる。ポイントでなくキャッシュで還元される。素晴らしい。でも0.5%では物足りない。世間のクレカは1.0%還元は当たり前だから。
で。優遇プログラム Club Sが用意されて。
- ステージがシルバーなら1.0%還元。毎月1万円のファンド積立でも構わない。
- ステージがゴールドに上がると1.5%還元。悪くない。500万円の投資信託残高があればいい。
- ステージがプラチナなら2.0%還元に上がる。多分、1000万円のファンド預かり残高。
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で、取り敢えず500万円のファンドを預けてみるかな?
カード利用額が月10万円なら1500円のキャッシュバック。20万なら3000円、5万なら750円。これで、お得と言えるか?
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ファンドをマネックスとかに預けるとポイント還元が多分250ポイントはある。リクルートカードなら1.2%還元だから、月10万なら1200円。先の250ポイントと合わせ1450円還元に相当。 月20万なら2400+250=2650円。月5万なら850円相当。
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どっぷり浸かるとソニー銀行にメリットが出る傾向があるが、還元はデビット利用に対する還元なので常に高出費を急き立てられる構造になる。ストックとフローの両方で追い立てられる。逆に、倹約したり節約したりするとソニー銀行のメリットは消えてしまう。
預かり残高で還元されるマネックスとかSBI証券の方がメンタルは健全。SBIは預残が1千万を超えるとポイント還元が2倍になるのでストックのメリットが大きい。
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結論から言えば、ソニー銀行の優遇プログラムは構造的に問題を抱えていて魅力的と言えない。当面無視して良い。
ソニーのスタッフあるいは経営陣は優遇プログラム Club Sを一石二鳥の施策と踏んだかも知れない。しかし、優遇プログラム Club Sは安心の無い施策で特殊なマネーマネジメント環境にある人を除いて決して魅力的ではない。
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デビットカードが珍しい時代は何とか乗り切れても、最近はデビットカード利用時の還元プログラムも充実してきて、例えば三井住友/オリーブのフレキシブルには全く対応できない。
早急に抜本的な見直しが必要にあるだろう。
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ここ駄目だね。2つのアプリの説明と振込手数料の説明とで、記載内容が違う。銀行アプリが新たに出て枠組みが変わったのに、振込手数料の説明が更新されていない。サイトリリースコントロールがいい加減なんだろうな。途端に、利用したくなくなった。
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「分かり難い」
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振込手数料
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