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イオングループ全体のDX化を推進するプロセス基盤である筈のイオンフィナンシャルサービス。果たして実態はどうだろう?。
本来の使命を果たすために必要な十分な資質を持っているだろうか。
一般消費者は外から観察するしかないが、関連サービスに触れる機会を通して、実態を垣間見ることができる。
クレジットカード等を利用する関係で以前から、幾つか疑問に思うことがあったが、今回、新たにイオン銀行に口座開設をした関係で、より具体的な実態を理解することになった。
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そもそも、イオンフィナンシャルサービスとはイオングループ内の金融関連事業を行っていた事業部門を後付けで統合させたものだが、企業としての一体性よりは親会社へのサービスを優先せざるを得ず、金融事業体としての統合運用性の実現は後手を引くしかなかったとも推定できる。
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結果的に、イオンが実現した金融関連サービスは極めてお粗末なものとなっている。
以下は主に最近のイオンのホームページあるいはサポートスタッフとのやり取りから得られた印象に残るものです。
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- https://www.aeon.co.jp/
- https://www.aeonretail.jp/
- https://www.aeonfinancial.co.jp/
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イオン銀行の広告でデビットカードを紹介していた。他の銀行でも使っているが、デビットカードは銀行口座を財布代わりに使えるので 重宝する。オーナーズカードを持っていることも踏まえると、イオン銀行のデビットカードも使えるようにしておくのは悪くない。
と言うことで、イオン銀行に口座を開設することにした。店舗の片隅にイオン銀行のスペースがあって出掛けてみる。何人かの先客がいて15分程度待たされて、男性スタッフが対応してくれた。
手続きはタブレット端末を使う形、これならネットでやるのとあまり変わらない。スタッフに急かされる分、ネットでやった方が良かったかも知れない。特に、暗証番号などはあまり適当でも困るし、キャッシュカードとデビットカードと分けた方がセキュリティ上は好ましいかも知れなかった、スタッフは同じで良いですと繰り返すので、引きずられるように同じものを設定してしまった。
イオン銀行のデビットカードとイオンの電子マネーWAONとの関係については、あまり丁寧な説明は無かった。固有のWAONがカードの紐づいていてこれは変更できない。モバイルWAONとの紐付の可否については 、これはマイナポイントの受け口にしているので個人的には大事な問題なのに、例えばイオン技巧と一体のWAONに乗り換えることはできるか聞いても答えてくれない。マイナポイントは政府のやっていることでここでいい加減な説明はできないと答える始末。
特にクレームはしなかったが、マイナポイントで騒いでいる時は一所懸命に是非WAONを使えと宣伝していたのに、今になって何も知らないような受け答えには驚いた。特にクレームした訳ではないが、この人は銀行マンとしての誠意がない人だと思った。
手続き自体は直ぐに終わって、何かの事務処理で暫く待たされたが、全体としてまあまあスムーズに終了。で、カード自体はいつ送られてくるか尋ねると、2週間から3週間との返答。そんなにかかるの?。わざわざ店舗に来る意味なかったかな。というと、長めに言っておかないと遅れたらクレームになるので。
嘘も方便と言うか、古い感覚のサラリーマンと分かる。あるいは不勉強なサラリーマンかも知れない。あるいは、全く逆に、超真面目な可能性もある。納期はその企業が持つ事務処理能力がどの程度コントロールできているかを測る物差しだから。と理解していない。あるいは、理解しているから、長めに言わないと駄目なのか、難しいところだ。
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