パナソニック産機システムズ






パナソニック産機システムズ


ハラスメントを正面から受けてしまって心を壊された少年。

少年は、誰かに苦しみを伝えることは出来なかったか。就職内定者は極めて弱い立場になることもある。プライベートな問題だから、色々な意味で他人には伝えにくい。友人も家族もだ。

問題の課長が内地者とどういうやり取りをしているか、監視する仕組みは無かったのか。少なくとも情報共有する仕組みは無かったのか。

記録(メールのやり取りなど)をどこに保管していたのか。管理文書の扱いになっていなかったのか。

この企業の再発防止策は公開されるのか。不十分な内容なら、また繰り返すことになる。

パナソニックとしてのガバナンスはどのように関わっていたか。

-

この企業の真実が見えるのはこれからだ。闇の中で事を済ませようとしていたのが、結局明るみに出てしまった。世の中は。この企業のこれからの姿勢を注視している。

誰の責任者再発防止策の実現を図るか。

企業としての説明責任をどのように果たすか。

今のところ、トップが顔を出していない。

この企業にパナソニックの名前を付けておいていいのか。



ネットを見たらハラスメントの主が特定されていた。
  1. 信ぴょう性はどのようか。違っていたら大変だ。
  2. 年齢は54歳とネット上に出ているが、どんなものかな。中心的な役割を果たす存在ではなさそうだ。学生相手にうっぷん晴らしを、憂さ晴らしをしていたか。
  3. すでにかいこされているのだろうか。
  4. 損害賠償は会社がするのか、個人がするのか。







https://www.asahi.com/articles/ASN495W3ZN49ULFA031.html

朝日新聞デジタル

「放置した会社を一生許す事が出来ません」 内定者遺族
2020年4月9日 18時05分


遺族の代理人を務める川人博弁護士(左)らが開いた記者会見


 亡くなった男子大学生の遺族は9日、代理人弁護士を通じてコメントを発表した。

    内定者にSNSで「辞退して。邪魔です」 入社前に自殺
    内定者自殺、入社前パワハラ防ぐには 「第三者の目で」

 就職先としてパナソニック産機システムズを選ぶことがなければ「こんなに早く旅立ってしまうことはなかった、あの日に戻れるなら戻りたいと思うと、毎日涙が溢(あふ)れ、悔やんでも悔やみきれません」といい、「追い詰めた人事課長Aや、それを放置していた会社を、一生許す事が出来ません」などとつづった。

 また、「自慢の息子が亡くなってしまった事の重大さをしっかり受け止め、この様な事が二度と起こらない様に根本的に会社運営を見直して欲しい」と再発防止と企業の姿勢の見直しを強く求めた。

 さらに、「パナソニックグループであるからこそ安心して息子を任せたのに、このようなことが行われていたと思うと、パナソニックのロゴを見るだけでも怒りが湧き、裏切られた気持ちです」と、親会社のパナソニックに対する思いをコメントの最後につづった。

 亡くなった男子大学生の遺族のコメント(全文)は次の通り。

    ◇

2020年4月9日

父・母

 息子は、2018年5月にパナソニック産機システムズ株式会社から内定を得ました。息子は、他の会社からも内定を得ていたのですが、この会社はパナソニックグループの会社だし、研修もしっかりとしているとのことで、「ここなら自分が成長出来るのではないか、ステップアップ出来るかもしれない」と言って、この会社を就職先に決めました。

 息子は、2018年7月頃から、内定者交流サイトの活動を始めました。息子は、ログインして、コメントを付けることや、課題とされた図書を読んでの感想も投稿しなければならないなど、常時、サイトへの接続を強いられるようになりました。課題とされた図書も通販で探して購入し、家には大量にあります。旅行に行った際にも、図書とパソコンを持ち込み「楽しめなかった」と言っていました。インターンシップや懇親会などもサイトで参加を呼びかけられて参加し、多忙を極めていました。息子は、常に内定者交流サイトに接続し、毎日、人事課長Aの投稿を読み、そこでの課題をこなすなど、内定者交流サイトを通じた活動が生活の中心を占める様になりました。

 更に人事課長Aは、自分は「自分の評価によって、あなたをどの様な配置もできる」「入社後はもっと厳しい状況が待っている」とこの様な言葉を使って息子を追い込んでいきました。息子は、「人事が威圧的」「圧力が凄(すご)い」と漏らす様に言っていました。息子は、内定者交流サイトでの活動に疲弊し、人事担当者からの心理的な拘束と圧迫に耐えかね、そして就職先の会社に絶望して、自死してしまいました。

 息子が就職先にこの会社を選ぶことがなければこんなに早く旅立ってしまうことはなかった、あの日に戻れるなら戻りたいと思うと、毎日涙が溢れ、悔やんでも悔やみきれません。

 これからの楽しい未来も奪われ、大学から社会に巣立つ間近で、この様な事になってしまい、追い詰めた人事課長Aや、それを放置していた会社を、一生許す事が出来ません。

 会社に対しては、私達にとってはたった一人のかけがえのない自慢の息子が亡くなってしまった事の重大さをしっかり受け止め、この様な事が二度と起こらない様に根本的に会社運営を見直して欲しいと思います。

 パナソニック株式会社に対しては、パナソニックという看板を信頼して息子は入社したのに、パナソニックグループであるからこそ安心して息子を任せたのに、このようなことが行われていたと思うと、パナソニックのロゴを見るだけでも怒りが湧き、裏切られた気持ちです。以上








https://www.asahi.com/articles/ASN495JDNN49ULFA011.html

朝日新聞デジタル
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内定者にSNSで「辞退して。邪魔です」 入社前に自殺

有料会員限定記事

岡林佐和、吉田貴司
2020年4月9日 17時15分

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人事課長による内定者SNSサイトへの書き込みの文面(遺族代理人提供)

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 就職が内定している企業の人事課長からパワーハラスメントを受け、大学4年の男子学生(22)が入社2カ月前にみずから命を絶ったとして、遺族の代理人弁護士らが9日、記者会見した。人事課長は、入社時の配属への決定権をちらつかせながら、内定者でつくるSNS交流サイトに毎日書き込むよう強要していたという。会社側も取材に「行き過ぎた行為があった」と認めた。

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 会見した川人博弁護士によると、死亡した男子学生は2018年春にパナソニックの完全子会社「パナソニック産機システムズ」(東京)から新卒採用の内定を得た。同社では内定者への研修の一環として、SNS交流サイトに内定者20人を全員登録させていた。人事課長(当時)は、このサイトに毎日ログインして投稿にコメントすることや、課題として出された本の感想を投稿することなどを求めたという。

 「誰がいつサイトに入っているかは人事側で見えています」

 「毎日ログインしていなかったり、書き込まない人は去ってもらいます」

 川人弁護士によると、18年7月ごろから人事課長がSNSに投稿するこうした言葉で次第に追い込まれていった。書き込みが少ないといった理由で内定者をSNSから排除したり、「無理なら辞退してください、邪魔です」などと内定辞退に言及したりしたほか、「ギアチェンジ研修は血みどろになるくらいに自己開示が強制され、4月は毎晩終電までほぼ全員が話し込む文化がある」などと入社後の過重労働を示唆したりしていたという。

 男子学生は2019年1月以降、就職について迷いを口にするようになり、同年2月に自殺したという。直前には、人事課長からの投稿について「きつい」「つらい」「死にたい」と吐露していた。当時22歳の大学4年生で、同年4月に入社する予定だった。弁護士らは約1年にわたり調査をしてきた結果、人事課長のハラスメント行為で精神疾患を発病し、自殺につながったとみている。

 職場でのパワーハラスメントを…


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