吉本興業と家族経営の崩壊



ニュースを見ていたら契約書もな不健全な関係に公正取引委員会が疑問視する声明を出したことがながれていた。

全員が家族は理想。それを否定することは無い。家族の良いところだけを取り出せばだれも文句はない。

闇の部分もある。幼児虐待死事件を思い出せばよい。

数千人規模の組織で誰が親になり得るのか。密なコミュニケーション前提の家族と全く相容れないのが現実。

家族と言うなら親は責任取っているのか?

会長も社長も万引き家族でもやっているのか。



反社会勢力とのつながりを根絶するなら、イベントスポンサーを当然調べるだろう。入江がぢ上部と言ったのは根拠がある。吉本が出演したイベントスポンサー企業とされるところに出て行ったのだ。

吉本は実際は調べて反社会勢力の匂いを嗅いでいた。イベントを止められないからそのまま初回は走って、その後は採算が合わないとか適当な理由を付けて縁切りした(つもり)。

家族主義、家族経営、これは人情・義理が理念の真ん中に座る。反社会勢力が漬け込むすきがいくらでも出てくる。不正の隠ぺい。ハラスメント。理不尽。

育てるというよりも、運良く強かに育った奴が生き残っているだけのことだ。たくさんの卵を産む動物の種の維持戦略と同じ。数千と言う数字は魚類を超えている。家族と言っても魚類。生き延びた子供だけが親たちと一緒に群れを作ることができる。群れに入ればだれが親かは分からない。群れだけが認識される。

吉本ファミリー経営の実態は、只の群れでしかない。親やリーダーは好きに泳ぎ回れても、小魚は付いていくの精一杯。ついていけないちびちゃんは振り落とされるし、他の誘惑の餌食になる。

吉本は、実際には魚類の群れ以下かも知れない。おさかなさんは群れを守ろうとしている。吉本は経営陣の保身が優先かも。



さて、

闇営業の話。嘘で逃げようとした話。これらは事件の発端に過ぎない。この事件を契機に吉本が闇に隠しておいた問題に光があったのだ。世間には馬鹿が多いから、この切っ掛けのが問題で此処さえなければ揉め事はないと恥ずかしげもなく言い切る奴が何人も出てくる。

問題の本質は吉本の経営品質の脆弱性が表に出て改革を余儀なくされていること。

今の経営陣は、この脆弱な体制に胡坐をかいてきただけの存在で、改革を先導する能力はない。記者会見のバタバタを見るまでもなく明白。あの席にいた総務か法務か弁護士か、彼らの中には人材は見当たらなかった。




PS,

連日のメディアに流れる関連情報は、リトマス試験紙。馬鹿芸人・馬鹿タレント・所謂馬鹿と、そうでない人たちの色分けに簡単にできるので、面白くもないが面白い。もともとは反社と付き合った奴が悪い・嘘を付いた奴が悪い。会社を潰すような騒ぎはやり過ぎという論調に同意する連中。はい。こいつらは純粋な馬鹿です。

/変なたとえ話/

韓国に行って肉料理(ハンバーグステーキ?)注文したら、中がまだ生焼けだったのでクレームした。調理した人が謝りに出て来た。泣きながらの釈明を聞くと、お客には秘密ですが、犬肉をミンチして混ぜているんです。今日のミンチには自分のペットが使われてしまってしっかり焼くことができなかったんです。

はい。ここで、生焼きにしたのが問題か、こっそり犬肉を混ぜていたのが問題か。

馬鹿は、生焼きで出すからこういう騒ぎになるんだ。

そうでない人は、コスト削減のために犬肉を使う。しかも個人のペットを使うなんてあり得ないだろうと騒ぐ。

久しぶりに名前を聞いたシンスケがどっちの人か知らないが、既に時代からずれているようだ。

「真実の瞬間」は、奥に隠れた本当の大きな問題を発見すること。嘘問題の奥には吉本の問題がごろごろしている。家族と言う名目で理不尽な管理。横暴がまかり通っていたようだ。




https://www.asahi.com/articles/ASM7Q5WCFM7QUTIL050.html

吉本ファン「パワハラ。アウトー」 社長会見を痛烈批判


江戸川夏樹、鶴信吾 2019年7月22日20時01分


記者会見で法務担当の社員に返答を促す吉本興業の岡本昭彦社長=2019年7月22日午後6時55分、東京都新宿区、越田省吾撮影


 吉本興業の岡本昭彦社長が22日に開いた会見を、吉本ファンはどうみたのか。東京都内2カ所の劇場近くで聞いた。

岡本社長、宮迫さんと亮さんの処分を撤回 自身は減俸
 「完全にパワハラ。『アウトー』って言いたい」

 毎日、吉本芸人のお笑いライブが開かれる東京・新宿の「ルミネtheよしもと」。夏休みを利用して訪れた愛知県の女性会社員(35)はこう憤った。

 岡本社長が宮迫博之さん(49)、田村亮さん(47)に言った「テープ回してないやろうな」「会見したら全員クビ」発言。社長は「冗談」「内輪の感覚で……」と釈明した。女性はかつて上司に職場で「もっとがんばらなきゃ、やばいよ」と肩もみされながら笑顔で言われたことを思い出す。圧力を感じ、何も言えなかった。「誰もが知る吉本こそ率先してパワハラ撲滅を表明し、社会をリードしてほしいのに」

 この日のステージで吉本の芸人は「うちの会社がお騒がせしています」と、この問題を早速ネタにしていたという。お客さんは大爆笑。これを見た大学生の橋本薫さん(21)は、「つらいことも笑いに変える。これがいつもの吉本だと思いました」。社長会見はスマホで見た。「なぜ2人に会見させずに処分したのか、さらに急転直下で処分を撤回したのか」。いずれも釈然としないままだという。

 冷ややかな受け止めもあった。東京都内のIT企業で働く男性(32)は「お笑いは好きだけど、芸人と会社の内輪の話を、ここまで大きくしないでほしかった」と話した。





https://www.asahi.com/articles/ASM7P772NM7PUCVL01D.html


吉本興業社長、会見5時間超 質問と回答がかみあわず


2019年7月22日21時23分



【動画】吉本興業の岡本昭彦社長が会見=惠原弘太郎、瀬戸口翼撮影

会見の冒頭、頭を下げて謝罪する吉本興業の岡本昭彦社長=2019年7月22日午後2時29分、東京都新宿区、越田省吾撮影


 吉本興業の岡本昭彦社長(52)が22日、東京都内で会見し、所属芸人が振り込め詐欺グループなどの集まりに出席して金銭を受け取っていた「闇営業」問題について謝罪した。この問題で雨上がり決死隊の宮迫博之さん(49)を契約解消にしていたが、撤回したいと語った。他の芸人から申し入れがあった点に加え、20日に宮迫さんとロンドンブーツ1号2号の田村亮さん(47)が自主的に開いた会見を見て「心苦しい気持ちとつらい思いをさせてしまった」ためだと話し、契約解消と撤回の明確な基準は示さなかった。

松本人志さん、フジ番組で「吉本がこのままでは壊れる」
吉本・大崎会長、芸人との契約は今後も「口頭で」
 詰めかけた報道陣を前に黒のスーツで登場した岡本社長は宮迫さん、田村さんについて「同じテーブルで向き合い、彼らの思いに耳を傾け、解決策を考えたい」などと語った。一方、詐欺グループと芸人を仲介したカラテカの入江慎也さん(42)については「処分を変えるつもりはない」と答えた。辞任は否定し、自身と吉本興業ホールディングスの大崎洋会長(65)については、それぞれ1年間減俸50%にすると語った。

 さらに、反社会的勢力の介入を防ぐため、タレントが依頼された仕事をすべて会社に報告することなどを定めた「共同確認書」を作成すると説明した。

 宮迫さん、田村さんらが、当初、「闇営業」での金銭受け取りを否定するウソをついたことが問題を大きくした。一方で、2人が会見で明らかにしたパワーハラスメントとも受け取れる発言への岡本社長の釈明も注目された。

 岡本社長は、謝罪会見を希望する田村さんらに「全員連帯責任、クビにする」などと言ったとされる点について、「僕としては身内感覚なことだが、相手には伝わらなかった、まったくもって僕の反省しなければならないことだ。父親が息子に言う『勘当や』『ええかげんにせえ』という意味合いだった」などと説明。また、「お前らテープ回してないやろうな」と言ったとされる点については「冗談だった」と述べた。

 こうした点が企業のトップによるパワハラではないかとの質問には「家の中で怒っている感覚だったが、相手にそう感じさせたなら申し訳なかった」と語った。

 また、金銭授受の発覚直後に吉本側が芸人らに「静観する」と発言した点については、同席した藤原寛副社長が「記憶が定かではない」としつつ、当時は、金銭授受があったかどうかの確認作業をしっかりやらなければいけなかった、という趣旨の発言をしたなどと説明した。

 会見での説明には、岡本社長と宮迫さんや田村さんらの言い分とが食い違う点もあり、意思疎通、信頼関係を築けていないのではないかとの指摘も上がった。岡本社長は「不徳の致すところ」と語る一方、辞任の考えはない点も強調した。

 また、宮迫さんが会見で指摘した、芸人らが宴会に参加した振り込め詐欺グループの関連企業が関わるイベントに吉本興業も関わっていたのではないか、という疑いも釈明。関連企業はイベントのスポンサーで、イベント主催者は反社会的勢力でないと確認したものの、スポンサーまではチェックしていなかったと説明。岡本社長は「判断が甘かった面は否めない」と述べた。


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