楽天モバイル|解約ラッシュ|本当の理由

*

 ~繋がらない回線~

*

楽天モバイル|解約ラッシュ|本当の理由

 *

楽天モバイルの解約騒動は0円契約終了アナウンスで始まった。そのピークは0円契約終了の2022/06だったかも知れない。新契約移行の7月になって落ち着いたように見える。

しかし、本当の解約ラッシュはこれからだ。

楽天モバイルは採算性改善を図るため、0円契約を終了させるのと同時に、他社キャリアとのローミング契約も大幅に見直していた。 ローミング契約を終了する前提は楽天モバイル独自ネットワークでカバーできるエリアについて終了させるものだが、採算性問題のために、エリアカバーはミニマムのままだった。何が起きるかと言えば、従来繋がったエリアでも繋がらなくなったということ。

繋がる繋がらないはモバイル端末では致命的。月間僅か1000円で 騒いでいる0円契約終了など小さな話だ。郊外の接続性が極端に落ちた。ドライブに出ても、スマホアプリでカーナビ利用するには致命的。音楽でもビデオでもTVでもネット経由で情報を取り込んでいる場合は、ろくにドライブも出来ない。自然と親しむ環境では全くお手上げになる。

最初から使えなければ心の準備も出来たかも知れないが、この前まで使えていたエリアで駄目になるのだから全く話にならない。

楽天モバイルがプラチナバンドを持っていない弱点が露骨に出てきている。郊外、野外、山間は当然、都市部でも場所が悪ければ弱点が出る。

0円なら楽天を応援する気でいた連中も引き上げる。 実際に0円で済んでいる訳でも無いがsoそこは気は心。

「ローミング契約の過剰解約」「プラチナバンド非保有」この2つが楽天モバイルは使い物にならないという現実を作った。「0円契約終了」は解約ラッシュの引き金になっただけ。これから半年掛けて解約ラッシュは続く。

残るのは電波環境の良いエリア、殆どが都市部だろうが、ヘビーデューティ利用者。業務利用か、常時在宅で優先の通信環境を持たない利用者か、極めて限定的になる。

>

先日のKDDI重大トラブルがニュースになっているが、 繋がりにくい状況が、楽天モバイルでは日常的だとすると、如何に論外なものを使っているか分かるだろう。要するに、楽天モバイル利用者は、これまでも程度問題ではあるが我慢して使ってきた訳だ。

三木谷の被害者みたいな物言い(ぶっちゃけ発言)にカチンと来た人も少なくないだろう。今からでも謝罪すべきではないか。 

いざと言う時に繋がらない怖さを知ったから解約ラッシュが止まったり出戻りが増えることも期待はできない。改めて通信品質について問われるだろう。


 *

メディアは0円契約廃止が解約雪崩の原因と指摘している。

全くその通り。

楽天モバイルの特徴は、と言うか、最大の弱点は通信品質。

エリアと速度。

これがドコモやauと比べて全く見劣りするレベルで、家の中でも、外に持ち出しても、安心して使えることはない。まあ、家の中は、自分でWiFIを設置しているから通信環境の弱さはあまり目立つことはないが、一度WiFiを切って使う状況になると途端に問題が顔を出す。

外出時は更に悲観的になる。散歩でもしているうちに途中でアプリが動作しなくなうこと珍しくない。特に、ローミングサービスを廃止してから目立つようになった。料金より切れることの方が問題だけど楽天モバイルは実質的には切れる方を選んでしまった。

こんな携帯に、誰が金を払うかな?

無料なら駄目元で維持できるが、使えない電話に月額発生させるなんて有り得ない。

そう。誰もが不満を持っていて、それでも0円だから我慢していたものを、いきなり有料では誰だって「怒り心頭に発する」気持ちになるだろう。

三木谷は、「ぶっちゃけ、いつまでも0円では困る」と言ったらしいが、利用者は、「いつまでも繋がらない回線では困る」ということを分かってから発言しろよと言いたい。

1000円の料金なら1000円に見合う通信環境を提供してくれたまえ。

人気の投稿:月間

人気の投稿:年間

人気の投稿