Amazon|アマゾンレビュー・口コミ情報は要注意

アマゾンで商品を買うのは 、と言うか通販はやはり心配だから、高額なものは避けて、書籍とか消耗品とか、値の張らないものが普通。

高いものは、出来るだけ実物を店舗で見て確認してからだが、お店で相談すればアマゾンと遜色ない価格が提示されるから、お店で買ってしまい、結局、アマゾンでは買うことはない。

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一度だけ、店舗に並んでいない電化製品を買うことになって、アマゾンで口コミなどを色々調べてから 購入したことがある。

で、実際のものを見て、改めてアマゾンの口コミを読み返して、驚くというか、呆れるばかりだ。

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アマゾンの商品情報は、イカの3つで構成されている。

(1)メーカーあるいは販売店が提供する情報。

スペックなど公式な情報。

(2)一般からの質問への回答情報。

実際に触っている人からのフィードバックを求めて、質問することが出来るが、これへの回答は、アマゾンで商品を購入した人が回答したり、商品提供側の販売サポートが回答したりしている。

(3)購入者のレビュー。

定量評価は満点が星5個で最低は星0個。後は実際の使用感想などはそれぞれ。

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その中国ブランドの商品について言えば、上記3か所すべてに嘘が入り込んでいる。

(1)修正した写真を使ってスタイリッシュに見えるようにしている。中国製では多いという噂があったが、噂どころか確かな現実。中国企業にはモラルが無いのだろう。指摘されても完全に無視している。いきなりの結論だが、現物を確認できない中国ブランドは通販で買うものではない。

(2)一般の人が質問して一般の人が回答しているが、必ずしも精通している訳ではないから、いい加減な回答がそのまま残っている。デザインについて言えば、平気で嘘の回答をしている。複数の人が参加できる掲示板になっていないので出鱈目が訂正されることはない。

(3)全く同じ商品を見ているのに、全く違ったことを言う人がいる。個人の感想は自由勝手で良いが、ここにも嘘が入り込んでくる。

価格コムの口コミは大勢の人が参加するので、間違い・嘘の類は直ぐに修正されるので、全体として健全性が保たれるが、アマゾンの口コミは、参加型でないために、嘘は嘘のまま残ってしまう。嘘の回答を敢えてしている所謂サクラの類が入り込んでいる懸念もある。

更なる問題としては、出品者は低評価だとタイムセールに参加できないとか検索表示の順位を下げられたりとかしてアマゾン側の扱いが厳しくなるから、高評価には別に景品を出して評価の情報修正を求めるケース。

アマゾンで高評価(星5個とか平均で4個プラス)というのは、実際の評価ではなくて、出品者が賄賂のような景品をどれだけばら撒いたかに過ぎない。

商品が大量に売れてしまったら賄賂景品の意味は薄くなるが、初期マーケティングでは賄賂景品の効果も出やすいから、よく使い込んでもいないのに高評価のレビューは最初から疑っていいかも知れない。

アマゾンの口コミは構造的に言ったもん勝ちになっていて、正しい健全な口コミではないということを理解すべき。

特に、中国ブランドなど現物確認の難しいものは、相当の嘘が入り込んでいると疑っていい。

口コミを見るなら、価格コムの方がベター。価格コムにもメーカー側の書き込みが入り込んでいるが、適切なキャッチボールがあるから嘘がまかり通ることは少ない。それにメーカー側の人間かどうかは多くの場合、既に暴かれている。

普通のネット検索でも気になる情報は探し出せる。間違っても、アマゾンの口コミは見ないこと。

もっと正しく言えば、

アマゾンの高評価は嘘が入り込んでいるが、低評価は真実が入り込んでいる。

中国ブランドは露骨なだけで、日本にも似たようなことをやっている企業は相当あるだろう。ただ、日本のものは情報が多いので嘘を見破りやすい。

驚いた。「Amazonの嘘(画像)」「Amazonの嘘(サイト)」でネットを見たら既にアマゾンのショッピングサイトの問題点について幾つも警鐘を鳴らす記事が出ていた。素晴らしい分析のものも多い。タイトル画像に借用したサイトも素晴らしい内容。最初からそちらを見ておくんだったかな。


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