アパマンショップ

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アパマン札幌大規模爆発事故の真相


今回の事件でアパマンの闇商売のやり方が表に出てしまった。

アパマンOBのインタビューはこの業界の闇の一つを示すものだが、札幌の事件は闇の手口が真実であることを改めて示してくれた。

手口:

アパマンの社員は顧客に不動産を提供する時、除菌・消臭オプションを説明する。

普通、入居者が入れ替わる時にクリーニングをやるのは常識で、オプションでも何でもない。それでもいい加減な業者の場合は手抜きクリーニングが見て取れる。自分で掃除機を担いで事前に念入りに掃除をするのも普通のことだ。

それでも前の入居者が喫煙者だったり不衛生な人だったりすると、壁紙まで取り替えていないと臭いは残る。 張替はコストもかかる。

除菌消臭スプレーによる作業は程々のコストで済ませることが出来ると言うものだ。1万円から3万円の間の料金。作業はアパマンのスタッフがやってくれることになっている。

除菌消臭オプションが売れると、スプレー缶が注文され出庫される。作業が終わると使用済みのスプレー缶が回収される。一定の数量になったら纏めて本部当該部門に送付される。

ここから「アパマンの闇」

スプレー缶の使用量は部屋の大きさにも影響されるが、殆どの場合は大半を残して作業終了。使用済みになる。スプレー缶を使ったことにするが時間は掛けたくない。だから簡単に済ませるスタッフも多い。

更に悪質な場合は一切のスプレー作業をやらずに作業終了の報告をする。未使用のスプレー缶が残ることになる。

結局、アパマン不動産の現場には、未使用のスプレー缶、内容の殆どが残ったままのスプレー缶が大量に残ることになる。

アパマン本部は使用済みのスプレー缶を定期的に回収している。基本的にオプション販売件数と同数のスプレー缶を回収することになる。だから、地方の現場は未使用のスプレー缶と大量に内容量を残したものはそのまま送る訳にはいかないから大量のガス抜き作業が発生する。勿論、実際に使用したスプレー缶も内容量が残っていればガス抜きの対象になる。

環境や健康に好ましくないガス放出をアパマンの現場では定期的に大量にやっている。モラルが低いのだ。

本部が回収する理由もブラック。非売品のスプレー缶だけど原価(仕入れ値)1000円程度。わざわざ本部に回収する必要もないのだけど、危険物の輸送は少なくしたいのに、なぜ回収するのか。現場のモラルは低い。回収しないと横流しが横行した。非売品が流通していたら、メーカーは黙っていない。だから100%回収が本部の必達事項になってしまったのだ。



記者会見に出てきた社長はからくりの実態を何も知らないような受け答えを続けていた。アパマン(と言うより不動産仲介業界)の錬金術は基本的な常識の一つ。本当に知らなかったらこいつは馬鹿野郎で社長になれる訳がない。調査中と逃げてはいるが既に偽証罪に近いところにいる。



https://www.asahi.com/articles/ASLDL627RLDLIIPE01Y.html


札幌爆発、アパマン運営社長が謝罪会見「心よりおわび」

2018年12月18日18時34分

 札幌市で16日夜に起きた爆発炎上事故で、倒壊建物に入居していた店舗を運営する不動産仲介会社「アパマンショップリーシング」(同市北区)の佐藤大生社長が18日に会見し、謝罪した。

 佐藤社長は、従業員が当時、室内で消臭スプレー100本以上の中身を抜く作業をしていて、給湯器を使用しようとしたところ、爆発が起きたと説明。「関係者に多大なご迷惑をおかけした。心よりおわび申し上げたい」と述べた。さらに、室内でのこうした作業は「通常やる業務にはなっていない」と語った。会見はいまも続いている。




https://www.asahi.com/articles/ASLDL64FWLDLUTIL054.html

消臭代1~2万円取ってスプレーせず? 処分後に爆発か

2018年12月18日20時53分

スプレー缶を手に、記者の質問に答えるアパマンショップリーシング北海道の佐藤大生社長=札幌市北区

 札幌市で16日夜に起きた爆発事故で、倒壊建物に入居していた不動産仲介店を運営する「アパマンショップリーシング北海道」(同市北区)の佐藤大生(たいき)社長が18日に会見した。店長が室内で在庫の消臭スプレーを処分するため、120本を並べて立て続けに噴射し、約20分後に給湯器を使おうとして爆発が起きたと説明。「心よりおわび申し上げたい」と謝罪した。

    札幌爆発、アパマン運営社長が謝罪会見「心よりおわび」

 店内には当時、店長と従業員の2人がいた。佐藤社長が2人から聞き取ったところ、スプレーを噴射したのは事故当日の2日後に店の改装を控え、在庫を処分するためだったという。

 午後8時ごろから、店長が1人で店内のテーブル4カ所に120本を並べて中身を噴射させた。店内が煙ったため、2人はいったん外へ出た。15~20分後に戻り、店長が手を洗おうと給湯器をつけたところ、爆発が起きたという。店長は「匂いは残っていた」と話しているという。

 佐藤社長によると、スプレーは、入居直前に部屋の消臭などのために使う。入居予定者に希望を尋ねたうえで、施工代金も含めて1本1万~2万円で販売。ボタンを押すと噴射が続き、3~4分で全量が出る。原価は約1千円という。

 佐藤社長は、スプレーの処分について「通常やる業務にはなっていない」と話し、120本ものスプレーを処分したことについて、「理由の一つに未施工があったと聞いている」とした。入居者から消臭代を受け取っていながらスプレーを使わなかったもので、佐藤社長は「全部が全部そう(未施工)ではないと思っていますが、件数を精査したい」と話した。

 当時、店内には160本の新品の消臭スプレーがあった。通常の在庫は50~60本といい、これだけたくさんあったことについて、店長は「店舗を引き継いだ時にもともとの在庫が多かった」と説明したという。

 スプレーの販売業者によると、この消臭スプレーには可燃性の物質が含まれている。だが、佐藤社長は「店長は可燃性を認識していなかった」とした。

 北海道警は爆発現場で約100本のスプレー缶を回収しており、爆発との関連を調べている。


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